健康

ライフスタイルや環境による血圧の変動とその影響

健康に過ごすためには、血圧を正常に保つことがとても大切です。

ですが、血圧はライフスタイルや環境などによってすぐに変動してしまいます。

血圧が、どのようなことで、どのように変化するのかを説明していきます。

血圧を変動させる要因

一般的に、正常な血圧は自宅で測定したときに「140/90mmHg未満」の状態だと言われています。

上の血圧が140mmHg以下、下の血圧が90mmHg以下の状態ということです。

ただ、普段の血圧も環境の変化や日頃の生活習慣によって変動してしまいます。

実際に、どのような要因によって血圧が変動するのかを一部記載してみました。

気 温

睡 眠

性 格

勝負事

車の運転

喫 煙

アルコール

上記の中で、「性格」や「睡眠」といったもの以外は、人に刺激を与える事柄です。

つまり、人は外部からの刺激があると血圧が変動する可能性があるということです。

このことを考えると、人が生活する上で関わるすべてのことが、血圧の変動に関係する要因になりうるということになります。

ここからは、実際に様々な要因がどのように血圧に関係しているかを説明していきます。

気温による血圧の変化

気温によって、血圧は変動します。

季節だと冬と夏では血圧は異なります。

冬の寒い季節には、血管は収縮し血圧は上がります。

そのため、冬は夏に比べて、血圧管理には特に注意が必要です。

同じように、部屋の中でも注意が必要です。

「ヒートショック」という言葉があるように、家の中での寒暖差においても血圧は大きく変動します。

ヒートショック

家の中の急激な温度差によって、血圧が大きく変動し、脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こしてしまうこと。

  • 部屋からトイレ、トイレから部屋への移動
  • 長風呂からのお風呂上り

急激な気温の変化によって血圧が変動

睡眠による血圧の変化

睡眠は体内のリズムを整え、また疲れた体を癒します。

睡眠不足は、体内のリズムも狂い、また疲れからのイライラで血圧も上昇します。

睡眠を取ることは大切なことです。

睡眠不足に気を付けましょう。

睡眠不足によるイライラで血圧が上昇

性格による血圧の変化

性格が几帳面な人は、責任感が強くしっかりしている反面、ストレスに弱く血圧が上がりやすい傾向があります。

仕事やプライベートの悩みを普段から解消できるようにすることが重要になります。

また、怒りっぽい人は、急激に血圧が上がってしまうことになるので注意が必要です。

几帳面な人 ⇒ ストレスに弱く血圧が上がりやすい

怒りっぽい人 ⇒ 急激に血圧が上昇する

勝負事による血圧の変化

ギャンブルなどの勝負事が好きな方は、賭け事に熱中しているときは血圧が上昇するので注意が必要です。

特に、感情の起伏が激しく、イライラしやすい人は気を付けなければなりません。

賭け事に熱中しているときは血圧が上昇する

車の運転による血圧の変化

車の運転時は、正常な人でも30~40mmHg程度血圧が上昇するといわれます。

運転中に性格が変わる方などいますが、そのような方は血圧が上がりやすいので注意が必要です。

最近、ニュースであおり運転が大きく取りあげられていますが、あおり運転をされる方は血圧がすごく上昇しているはずです。

運転中は血圧が30~40mmHg程度上昇する

喫煙による血圧の変化

最近では、以前に比べ喫煙者が減ってきました。

ただ、タバコが好きな方はやめれないですよね(^^;

そのような方は、タバコを吸うことによって、体にどのような影響が出るかだけは知っておきましょう。

タバコを吸うと、タバコに含まれるニコチンが副腎を刺激し、血圧を上昇させるホルモンを分泌します。

また、交感神経系を刺激することにより、血圧が上昇し脈拍が増えます。

一般的に、タバコを吸うことによって、脈拍は1分間で15~25程度増加し、血圧は3~10mmHg程度増加すると言われています。

この血圧や脈拍の変動は、20分程度で正常の値に戻りますが、タバコを1本吸うごとに繰り返されます。

1日に10本タバコを吸う人は、この血圧の変動が10回繰り返されることになります。

血圧の変動は血管に負担をかけるということになるので、タバコを吸わない人よりも動脈硬化のリスクは高まることになり、狭心症や心筋梗塞のリスクも高まることになります。

喫煙による体への影響

副腎を刺激 ⇒ 血圧上昇

交感神経が興奮 ⇒ 血圧上昇

動脈硬化 ⇒ 狭心症、心筋梗塞のリスク増加

喫煙1本で

脈拍 ⇒ 1分間で15~25程度増加

血圧 ⇒ 3~10mmHg程度上昇

アルコールによる血圧の変化

適量のアルコールは、血行促進・悪玉コレステロールの増加・リラックス効果・心臓病や脳卒中のリスク軽減など体にいい効果をもたらします。

ですが、アルコールの取りすぎは、血圧上昇・脳卒中などのリスク上昇・精子の劣化など体にとって悪影響なことばかりです。

飲酒の適量を表にまとめましたので、アルコールを飲む際には飲みすぎないように注意しましょう。

アルコールの適量は以下の通りです。

【カラダ】血圧の正常値!!ライフスタイルによる血圧の変動への影響とは?

適量のアルコールの効果

血行促進

善玉コレステロール増加

リラックス効果

心臓病や脳卒中のリスク軽減

アルコールを摂りすぎると・・・

血圧上昇

脳卒中などのリスク上昇

精子の劣化

まとめ

血圧は、様々な要因によりすぐに変動してしまいます。

ただ、その要因はふせげないものではなく、生活習慣の見直しや工夫を行うことによって、ふせぐことができるものがほとんどです。

血圧の上昇は、様々な病状のリスク因子になります。

常日頃から健康的な生活を送り、体に大きな負担を与えないようにしましょう。