コミュニケーション

コミュニケーションによる情報伝達!伝達による情報の変換に注意する!

伝達による情報の変換

人はより良いコミュニケーションを取ることにより人間関係を築いていきます。

その人間関係はWin-Winの関係であり、有益な関係になります。

ただ、コミュニケーションを進める上で注意が必要な部分もあります。

仮に、AさんとBさんが信頼関係が築けていて、BさんとCさんの信頼関係も築けていたとします。

AさんがBさんに情報の伝達をし、その情報をBさんがCさんに伝達した場合、100%同じ情報が伝達されているとは限らないからです。

また、AさんとBさん、BさんとCさんはそれぞれ信頼関係が築けていたとしても、AさんとCさんが信頼関係が築けているわけではありません。

つまり、Cさんの価値観で情報が変換されてしまう恐れがあるということです。

これは、口頭で何か情報を伝えていく時に多く起きる問題です。

口頭伝達による情報の変換
  • 伝わるごとに内容のうちの何かが省略される
  • 内容のうちの何かが変わってくる
  • 存在しなかった何かが加えられる
  • 途中で誰かが推測を加えると、次の人はそれを事実として次の人に伝達する

伝達による情報の変換の例

Aさん⇒Bさん

A「今度、家を買うんだ」

B「家を買ったんだ。すごいね」

Bさん⇒Cさん

B「Aさんが家を買ったんだって」

C「そうなんだ。一戸建て?マンション?(多分マンションかな??)」

Cさん⇒Dさん

C「Aさんがマンション買ったんだって」

D「マンションとかお金持ちだね。宝くじでも当たったの?」

Dさん⇒Eさん

D「Aさんがマンション買ったんだって。宝くじが当たったはず」

E「宝くじが当たったんだ。マンション以外にもいろいろ買うのかな?」

Eさん⇒Aさん

E「宝くじいくら当たったの?マンションとか高い買い物たくさんしてるんでしょ?」

A「なんの話???」

不正確なコミュニケーション

事実と推測を混同すると、コミュニケーションは不正確なものになります。

人は相手の話を聴きながらいろいろな想像をします。

また、その中で勝手に推測をしてしまうことがあります。

このような場合、正確に情報が伝わらず違う形で相手に情報が伝達されてしまうことがあります。

「伝言ゲーム」で試してみるととてもわかりやすいです。

多くの場合、5人目までの間に元の情報の30%程度しか正確な情報は残っていません。

これは、聴いた情報を誰かに伝えるときに自分の持っている価値観や推測などが混ざってしまうからです。

職場におけるコミュニケーション

職場における業務の指示においては、緊急でない場合には文書によるものが望ましいです。

この理由は前項で説明した通り、不正確なコミュニケーションになってしまうことが多いためです。

仮に、緊急であり口頭での指示になってしまった場合でも、途中経過を確認し、その都度修正をかけることが大切です。

口頭指示の場合には、安全性に不備があった際に「言った」「言わない」に発展してしまい、あとあと大きな問題になる可能性があります。

まとめ

コミュニケーションを進める上では、自分が伝えた情報が100%正確に伝わっていると思ってはいけません。

伝言ゲームのように、伝えた人の価値観や推測が含まれて伝わっていくからです。

そうならないように、重要な事項については書面での伝達をするように工夫をしましょう。

とくに、職場においては緊急性のある場合以外には、書面による伝達が重要になります。