健康

「いびき」の原因と改善方法

自分では気付くことができない「いびき」。

気づかないうちにまわりにいる人に迷惑をかけてしまうものです。

また、ひどいものになると重い病気にも繋がってしまいます。

そうならないために、いびきの原因を知ってより良い改善方法を考えていきましょう。

「いびき」の正体

ガーガー、ゴーゴー  ガーガー、ゴーゴー。

若い頃はまったくかくことのなかった「いびき」

年齢がすすむにつれ、恋人や奥さん、旦那さんに「昨日の夜、いびきかいてたよ~」なんて言われることないですか?

こんなこと言われると、人前で寝ることに抵抗が出てきてしまいますよね。

実際、私もいびきがひどく、隣の人が眠れないほどあります・・・(^_^;)

いびきってわざとしたくてしているものではないのですが、申し訳ないし、やっぱり恥ずかしくもあります。

まわりの人にとって騒音でしかないいびきですが、いびきってどのようにして音が出ているのでしょうか?

いびきの原因は気道がせまくなること

「いびき」は、何かしらの原因により、のど・鼻・口などの気道が狭くなってしまったために、呼吸をするときにのどの粘膜が振動してしまい、音がするものです。

いびきのメカニズムをフローチャートで書いてみました。

いびきのメカニズム

のど・鼻・口などの気道が狭くなる

空気が通りづらくなる

のどの粘膜が振動する

音がなる(いびき)

気道が狭くなるリスク因子

のど・鼻・口などの気道が狭くなる???

どうやって???

いつも普通に生活していて、息苦しいことなんてそうそうあるわけありませんし、気道が狭くなっているなんて考えられない方が多いと思います。

ただ、起きているときにどうなのかではなく、寝ているときにどうなっているのかが重要です。

いびきをかいているのであれば、何かしらの原因があるはずです。

なので、気道が狭くなってしまう可能性があるリスク因子を挙げてみました。

あなたが「いびき」をかいてしまうかもしれないリスクをチェックしてみましょう。

ちなみに、3つ以上あてはまる方は、いびきをかいている可能性があるので注意が必要です。

□ 寝るときは仰向け(あおむけ)で寝る

□ 鼻ではなく、口で呼吸をしている

□ たばこを吸う

□ 昔に比べて体重が増えた

□ 鼻の病気がある(蓄膿、鼻中隔湾曲症など)

□ 年齢が40歳以上

□ 疲れている

□ お酒を飲みすぎている(多量の飲酒)

□ 大きなストレスを抱えている

あてはまるものがありましたか?

もしも、あてはまるものがあるのであれば、それが「いびきの原因」になっている可能性があります。

「いびき」の改善方法

「いびき」のチェック項目はいくつあてはまりましたか?

あてはまった方は、その項目を改善していきましょう。

それぞれのチェック項目について、原因と改善方法を記載しました。

寝るときは仰向けで寝ている

人はあおむけ、横向き、うつぶせなどいろいろな向きで寝ますが、あおむけに寝ると寝ている間、舌がのどの奥に落ち込みやすくなります。

これは、寝ている間はのどの奥の筋肉がゆるみ、舌を支えることができなくなってしまうからです。

舌がのどの奥に落ち込むと気道をふさいでしまうため、これがいびきの原因になります。

このいびきを防ぐために効果的な方法は横向きに寝ることです。

あおむけに寝るのが癖になっている人は、頭がななめになるように枕の左右どちらかにタオルを入れて、枕を傾けるなどすることも有効です。

また、荒療治ですがリュックをからって寝るというやり方もあります。

鼻ではなく、口で呼吸をしている

口を開けて寝る人はいびきをかきやすいと言われています。

これは、口を開けて寝ると気道が狭くなりやすいためです。

ご自分が口で呼吸をしているかどうかは、朝起きたときに口の中やのどがカラカラに乾いているかどうかで判断できます。

口呼吸を鼻呼吸に変える方法はドラッグストアなどで「鼻呼吸テープ」などが売られているので使ってみましょう。

たばこを吸う

タバコを吸う人は、のどや気道周辺が荒れて慢性的な炎症を起こしていることが多いです。

いびきをかくリスクとしては、喫煙者は非喫煙者よりもいびきをかく確率が倍以上になります。

たばこは百害あって一利なしです。徐々に減らしていき、やめられるように努力しましょう。

昔に比べて体重が増えた

太れば太るほど、首やのどの周辺に脂肪がついていきます。

余分な脂肪がつけばもちろん空気が通る気道もせばまってしまい、いびきの原因になってしまいます。

年齢とともに基礎代謝が落ち太りやすくなっていきます。

体重が増えてしまった場合には、食事制限や運動によってダイエットをしましょう。

鼻の病気がある(蓄膿、鼻中隔湾曲症など)

鼻炎やアレルギー、蓄膿など鼻の病気があると、鼻の空気の通りが悪くなります。

また、鼻中隔湾曲症という病気によって、片方の鼻の通りが著しく悪い方もいます。

そのような方は手術などを行う必要があります。

年齢が40歳以上

人は年齢とともに舌を支える筋肉やのど周辺の筋肉が弱くなってきます。

筋肉が弱まることにより、気道がせばまり、いびきをかきやすくなります。

人は年齢の増加にはあらがえません。

そのため、加齢によって筋肉が衰えてしまわないように健康的な生活を心掛けることが大切です。

疲れている

人の体はいつも以上に疲れていると、早く回復をはかろうと多くの酸素を必要とします。

そのため、いつもは鼻呼吸で寝ている人も口呼吸になってしまいます。

そのことが原因になり、いびきが発生しやすくなります。

疲れをためない生活リズム、日ごろからのケアが重要です。

特に睡眠不足はいびきの原因になりやすいので、睡眠時間の確保をしっかりしましょう。

お酒を飲みすぎている(多量の飲酒)

アルコールは適量ならばよいのですが、摂取量が多くなると睡眠時の筋肉のゆるみが大きくなります。

また、一種の疲労状態になるため、口呼吸になってしまいます。

そのことが原因になり、いびきが発生しやすくなります。

アルコールは適量ですますことが大切です。つい飲みすぎてしまう方は注意をしましょう。

大きなストレスを抱えている

ストレスがたまっているときにも、いびきをかきやすくなります。

日常の生活においてストレスがない方はいません。

そのため、プライベートの時間を利用しストレス発散を行うことが大切です。

ストレスをためすぎない生活を心掛けましょう。

まとめ

人は年齢とともに「いびき」をかき始める方が多いです。

だからといって、いびきをかくのが当たり前と思って生活していてはいけません。

いびきはひどいものになると、無呼吸症候群を引き起こす可能性もあるからです。

無呼吸症候群は脳卒中や心疾患の発症リスクを高める原因でもあり、治療が必要になってしまいます。

そうならないためにも、いびきをかかないよう努力することが大切です。

いびきのチェック項目にあてはまった方は、その項目の改善するように努めましょう(*^^*)