毎日飲む100%のリンゴジュース。
リンゴは11月~12月の寒い時期が旬ですが、よく1年中収穫できるものだと感心してしまいます。
ただ、ふとリンゴジュースの紙パックを見ると「濃縮還元」の文字が・・・。
この「濃縮還元」とはどのようなことを表しているのでしょうか?
100%ジュースを作るための3つの製法
100%のジュースを作るときには3つの製法があります。
そして、その3つの製法とは、下に挙げたものになります。
- 生ジュース
- ストレート
- 濃縮還元
つまり、「濃縮還元」とは100%のジュースを作るときの製法の一つということになります。
この3つの製法について、それぞれまとめていきます。
生ジュース
「生ジュース」は、フルーツをミキサーですり潰して、その場で100%のジュースを作る製法になります。
よく、デパ地下などで売っているのを見かけます。
飲む直前にミキサーにかけて作るので、一番新鮮な100%のジュースになります。
ストレート
「ストレート」は、新鮮な野菜や果物を搾り、その果汁を低温保存したものになります。
ストレートの製法で作った100%ジュースは容器に詰めて売っています。
生ジュースに比べると、作ってから時間が経っているので鮮度は落ちていますが、熱を加えていないので、栄養素や酵素に大きな変化はありません。
濃縮還元
「濃縮還元」は生ジュースやストレートの製法とはかなり異なります。
まず、野菜や果物をすり潰し、その中の水分を飛ばします。
そして、水分を飛ばしたものを5倍程度に濃縮させます。
その後、濃縮され、ペースト状になったものを冷凍保存します。
100%のジュースを作るときに、冷凍してあるペーストに水分を加え、ジュースの状態に戻します。
3つの製法のメリット・デメリット
生ジュース・ストレート・濃縮還元の3つの製法を比較すると、それぞれにメリットとデメリットがあります。
生ジュースだと他の製法に比べると、しぼりたてを飲むことができる分、味は美味しいし、栄養も高くなりますが、その分費用がかかります。
濃縮還元だと、冷凍保存されているため、一年中飲むことができるし、費用も安いですが、味や栄養を考えると、生ジュースやストレートには劣ります。
栄養 | 値段 | |
生ジュース | 優れる | 高い |
ストレート | 普通 | 普通 |
濃縮還元 | 劣る | 安い |
100%のフルーツジュースを飲むのであれば、生ジュースが一番です。
ただ、旬の時期でないとフルーツが手に入らなかったり、値段が高かったりと、定期的に飲むのにはハードルが高いというデメリットもあります。
それに比べ、濃縮還元で作られたジュースは、冷凍保存されたフルーツジュースのもとを水分で戻して作っているため、一年中安い値段で提供されています。
飲みたいジュースを、飲みたいときに、飲むことができる。
しかも、安い値段で。
こんなことができるのも、濃縮還元のおかげです。
ありがたいことですね(*^^*)
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