組織の管理

コスト意識

スタッフにコスト意識を持たせることは、会社にとって大きなプラスになります。

ただ、実際にお金を扱わない部署では、なかなか「会社のお金」という部分に疎いところがあります。

どのようにしていけば、コスト意識をもつことができるでしょうか?

会社のお金

”会社のお金” とはどのようなものが当てはまると思いますか?

  • 各部署に予算として割り当てられたお金
  • 経理や事務担当者が業務上触れているお金
  • 会社の売上

上にあげたものは、実際に金額としてスタッフが確認できるものです。

ですが、「会社のお金」とは目に見える金額だけではありません。

  • 設備
  • 消耗品や材料
  • 情報

これらのものも、会社の資産としてとらえることができるものであり、会社のお金と呼べるものです。

つまり、会社の中に存在し、会社が管理しているものは、すべて「会社のお金」として取り扱うべきものだということです。

コスト意識

”コスト意識”を持つことが大切と言われます。

そして、この”コスト意識”とは、会社のお金を無駄に扱わないことという意味があります。

会社の中に存在し、会社が管理しているものは、すべて「会社のお金」として取り扱われます。

つまり、コスト意識とは、会社の管理しているものすべてを大切に取り扱うことになります。

  • 職場の備品を大切に扱う
  • コピー用紙は裏表使用する
  • クーラーは27℃の設定で使用する
  • 無駄な残業はしない

ここに挙げたものはほんの一部です。

それぞれの職場において、どのようなものが「コスト意識」にあたるかを考えてみましょう。

ちなみに、節約することもコスト意識の一つですが、節約しすぎて業務が滞ってはどうしようもありません。

会社に関係するものを大切に扱い、行動することが、自動的に節約に繋がっていきます。

コスト意識の持たせ方

どの職場においても、「コスト意識」を持たすことはなかなか難しく、課題としてあげられることもあります。

  • コピー用紙は裏表使用する
  • クーラーは27℃の設定で使用する
  • 無駄な残業はしない

というようなルールは、分かりやすく浸透しやすいですが、

  • 職場の備品を大切に扱う

というものに関しては、職員はそれぞれ備品に対する扱いに差があり、価値観の統一を図ることは難しい部分があります。

そのため、どのような扱い方が良いか、リーダーは、部下とコミュニケーションを取りながら統一を図る必要があります。

ある病院では、「注射針」「チューブ」「シリンジ」「アルコール綿花」など棚から一つずつ取り出すものについては、その棚にその物品の単価をシールで貼り付け、各スタッフが日頃から確認できるようにしていました。

そうすることにより、何気なく使用していた物の価値を知り、スタッフのコスト意識を高めていました。

まとめ

会社のお金とは、予算や売上などの目に見えているものだけではなく、設備や消耗品、情報、材料など会社に関わるものすべてがそれにあたります。

それら会社に関わるものを、大切に扱おうとすることが、「コスト意識」を持つということです。

スタッフが、コスト意識を持ち、業務を行うことは、長期的に見れば会社にとって大きな利益につながります。

売上をあげることも大切な業務ですが、「コスト意識」を持つことも大切な業務の一つになります。