雑記

『COP25』の重要な役割とは?二酸化炭素排出量で見る日本の位置づけ

COP25とは?

「COP25」は、”国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議”の略で、約190の国と地域が地球温暖化対策を議論しているものです。

ちなみに、”COP”とは、英語の「Conference of the Parties」を略したものになります。

この会議は、毎年行われていて、”第25回”となっているように、25回目だからCOP25となっています。

どのようなことを話し合うのか?

世界中の約190の国と地域が集まるCOPですが、この会議では「地球温暖化対策」についての話し合いが行われます。

地球では、昔に比べ、気温が年々上昇していて、毎年のように異常気象が起こっています。

この状況を考慮し、世界の国々が協力して、地球の気温上昇を抑える努力をしています。

海外から日本への指摘

今回のCOP25において、小泉環境大臣が、石炭火力発電について指摘を受けていましたが、日本の石炭火力発電はその多くがまだ稼働している状態にあり、地球温暖化の一因になっています。

そのため、世界から火力発電所を減らすように指摘を受けています。

ただ、日本の電力発電事情を考えると、厳しい状態にあり簡単にそうできないのが現状です。

日本の電力発電の割合

2019年の日本の電力発電の割合は、火力発電が75%と一番大きい割合になっています。

そして、その中の28%と約半分近くを石炭による火力発電が占めます。

そのため、簡単に火力発電を減らすというわけにはいかず、もしそのようなことをしたら、電気の需要に供給が追い付かなくなる可能性があります。

ちなみに、日本では、地震などの自然災害による危険性が指摘されていて、原子力発電所の稼働を減らす方向で進んでいますが、この原子力発電所が電力供給に占める割合は、6.5%しかありません。

世界のCO排出量

日本での電力発電は、火力発電が大きな割合を占め、COP25においても強い指摘を受けています。

でも、なぜ面積で小さい国である日本が、ここまで指摘を受けるのか?

これは、世界の二酸化炭素排出量を見ると分かります。

世界の二酸化炭素排出量(2017年)

2017年の世界の二酸化炭素排出量を割合でみると、下に記載したようになっています。

  • 1位:中国   28.2%
  • 2位:アメリカ 14.5%
  • 3位:インド  6.6%
  • 4位:ロシア  4.7%
  • 5位:日本   3.4%

この割合で見ると、中国やアメリカが多くの二酸化炭素を排出していることが分かります。

そして、日本はそんなに多くの二酸化炭素の排出はないようにも思えます。

ですが、これは、一人当たりの二酸化炭素排出量を考えると見方が変わってきます。

一人当たりの二酸化炭素排出量(2017年)

2017年の一人当たりの二酸化炭素排出量は、下に記載したようになっています。

  • 1位:アメリカ 14.6t/人
  • 2位:韓国   11.7t/人
  • 3位:ロシア  10.6t/人
  • 4位:日本   8.9t/人
  • 5位:ドイツ  8.7t/人
  • 6位:中国   6.8t/人

これを見ると、日本は一人当たりの二酸化炭素排出量が世界4位になり、多くの二酸化炭素を排出していることが分かります。

まとめ

地球温暖化は年々進んでいる状況であり、COP25のような世界規模の会議は、とても重要なことだと思います。

日本は、国で見ると二酸化炭素の排出量が少ないですが、一人当たりの二酸化炭素排出量は多い国になります。

COP25で、石炭火力発電の指摘を受けましたが、きちんと減らしていかなければならないことです。

どちらかというと、原子力発電の方が取りあげられることが多いですが、もう少し火力発電についても取りあげ、日本全体で考えていかなければならないと思います。